世界には、様々な素材が存在しています。
そして防音に使われる素材を防音材と呼ぶこともあります。

防音材といっても、「吸音材」「遮音材」「制振材」などといった特性に区分され、それぞれが効果的に相乗効果の高いバランスで使用されることが重要です。
音の周波数帯ごとの特性や性質を理解した上での組み合わせが必要となってきます。
音の原理に合わせ、建築としての構造的な重量、安全性、耐久性、利便性などを、考慮する必要があります。

「吸音材」
繊維系断熱材などが、コストパフォーマンス的には適しています。
グラスウール、ロックウールなどになります。大きく3種類に分類されます。
●振動板系・・・フィルム、シート、板などを、あえて振動させることで吸音します。
●多孔質・・・高音域の吸音に適しています。小さい穴がたくさん空いている繊維状のものやスポンジ状のものなど、グラスウール、ウレタンなど。
●共鳴型系・・・パンチングボード、有孔ボード。空気事態を振動させ、摩擦で音のエネルギーを消費させる仕組みです。

「遮音材」
石膏ボードなど。構造用合板との組み合わせで良く使用されます。

「制振材」
ゴム、プラスチック、アスファルト系など粘弾性を利用したものとなります。

これらの建築素材が「防音賃貸」「防音物件」の建築を支える施工素材となります。

他にも、カーテンやカーペットなどが、防音素材でできている商品の開発も昨今、注目を浴びています。