音は、音が進む方向に向かって空気の振動によって伝達されます。
その進み方には、いくつかの現象がみられます。「回折」「干渉」「屈折」と呼ばれています。

●回折・・・音が進む進行方向に障害物がある場合でも、音は障害物の裏手に回り込むことができます。特性としては、低音域の音ほど、回折性が高いと言われています。高音域の音は、障害物によって遮断されることもあります。

●干渉・・・2種類以上の音が重なる際に、その振幅が変化する現象のことを言います。例えば、数台のスピーカーから発信される音源の音波が重なる疎密な空間は音が大きく聞こえます。

●屈折・・・大気中の温度の変化がある境界線の層で、音の進む進行方向が変化する現象です。昼間と夜間の大気の温度の変化によって、街の喧騒の聞こえ方が異なるように感じるのは、この現象に関わりがあります。

こちらでご紹介した音の現象は、専門的で日常的には、意識をしてみないと感覚的には、分かりづらいかもしれませんが、お部屋の防音効果を考える上では、重要な音の特性となります。

「防音賃貸」「防音物件」などの防音に特化したお部屋作りにはかかせません。
そして音の動き、音の性格を読み取って、様々なお部屋作りが試行錯誤されています。

その思考は、現代に限ってではなく、人々の暮らしの中では、自然と行われてきたことのはずです。
音に鈍感になるのか、敏感になるのかは、皆さんの個人の暮らしの理想にも関わってくる問題です。

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